旅をしようよ

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インタウンチェックイン

【インタウンチェックインの注意点】
2019.05.30 修正追記しました。2018.06.03 修正追記しました。

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チャイナエアラインサイトより>

www.china-airlines.com

 

「インタウンチェックイン」という言葉をご存知ですか?飛行機のチェックインを空港ではなく、市内にあるカウンターで行うことです。一見Webチェックインと大した違いがないように思われるかもしれませんが、チェックイン処理だけでなく、スーツケースなどの荷物を預け入れすることができるのがWebチェックインと大きく違うところです。つまり大きな荷物を持って旅行する場合であっても、空港のチェックインカウンターに並ばずに、いきなりパスポートコントロール出入国審査)に直接向かうことができます。使い方によってはとても便利です。例えば午後便で帰国する場合だったら現地で朝早くインタウンチェックインし、その後手ぶらで最後の観光や買い物、食事をし、手ぶらのまま機内に入れることになります。

実はこのインタウンチェックインですが、昔日本は最先端をいっていました。TCAT(箱崎東京シティエアターミナル)、YCATOCATがまさにこのインタウンチェックインでした。しかし、現在日本ではこの機能が廃止され、各CATは単なるバスターミナルになってしまいました。多分荷物を手元に置いておきたいという国民性なのか、思ったほどの利用者がなかったことと、9.11テロ以降インタウンチェックインは安全性に問題があるという世界的風潮が強くなり、航空会社がCATでのカウンター業務から撤退してしまったことによって息の根を止められた経緯があります。しかし最近はこのインタウンチェックインを行う国が増えてきているのです。近場では台北や香港などです。なぜかバンコクは計画倒れになってしまいましたが(笑)。

さてこの便利なインタウンチェックイン、いざ使おうとすると思いの外、使いづらいことが多く、私は一度も使ったことがありません。それには理由がいくつかあります。まずはスーツケースを早めに預ける必要があります。これは時としてお土産の購入に影響が出る場合があります。また、季節によっては服装にも苦労する場合があります。本来は空港の屋内での温度に合わせて不要な衣類などを預け入れ直前のスーツケースに詰め込んだりするわけですが、これができなくなります。また最大の問題がチェックインカウンターの営業時間や対応航空会社が限られることです。

 

今回は台北駅の台北駅(MRT A1駅)のチェックインカウンターについてご紹介します。

サービス開始当初はチャイナエアラインマンダリン航空エバー航空、ユニー航空の台湾系レガシーキャリア4社だけでしたが、2018年12月に利用できる航空会社増え、2019年6月現在、以下の航空会社が利用可能になっています。

チャイナエアライン

マンダリン航空

エバー航空

・ユニー航空

キャセイパシフィック航空

キャセイドラゴン航空

エアアジア

尚、ANAJALは現在も対応していません。対応航空会社がまだまだ少ないですね。

また、台湾系以外の2018年12月に新規参入した航空会社は以下の注意事項があります。

キャセイパシフィック航空(CX)とキャセイドラゴン航空(KA)とAirAsia(D7,AK,Z2,FD,DJ)が全自動チェックインサービスのみ提供しておりますので、自動チェックイン機と自動手荷物預け機を使ってください。その上、段ボール箱、傘、リュックサック、ベビーカーなどはお預けられません。他のサービスに対して、桃園国際航空に航空会社カウンターまでお越しください。」(公式ページより引用)

桃園メトロ空港線A1駅 市内チェックインサービス

 

このように細かい制限事項がありますのでうまくはまればラッキー程度に考えておいた方がいいかもしれませんね。

 

詳しい情報は桃園メトロの公式ページも参考にしてくださいね。日本語ページもありますので簡単に理解できますよ。

 

<桃園メトロ公式ページ>

https://www.tymetro.com.tw/tymetro-new/jp/_pages/checkin/process.html

 

次に台北駅インタウンチェックインコーナーの場所についてご紹介します。

写真を見ていただくとわかりますが、下手をしたら空港のチェックインカウンターより立派かもしれませんね。

でも、それほど混雑していません。警備は何人ものスタッフが立っていて思いのほか厳重ですが、わからないことは親切に教えてくれていましたので、迷うことはないかと思います。

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実はこのインタウンチェックインコーナーのある場所は高鉄&MRTの台北駅側ではなく、むしろ桃園寄りにあります。

地上から入るのであればA1-4から入った方がわかりやすいと思います。A1はMRT桃園空港線台北駅のこと、4は4番出口のことを指しています。

(2019年4月に現地を再確認したところ、台北駅からの動線や案内表示が充実していました。以前に比べ台北駅からの移動がわかりやすくなっていたことを追記しておきます)

 

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※公式情報としてチャイナエアラインより以下の運用に変更すると案内が出ています。

(2019.06.01現在)

チェックインカウンター:06:00〜18:30

セルフサービスチェックイン&セルフサービス手荷物チェックイン06:00〜21:30

 

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