旅をしようよ

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電子タバコ・加熱式タバコの持ち込みに注意 〜持ち込んだだけで懲役10年?〜

【2019年.06.14最終更新】※2018.06.12初回投稿

<注意喚起>タイは電子タバコを持ち込みで、最悪の場合懲役10年+罰金150万円

最近は禁煙化の流れが止まらない一方で、電子タバコや加熱式タバコが増えてきましたね。日本ではそれほど大きな問題になっていませんが、この電子タバコは海外旅行、中でも東南アジア方面に行く際は気をつけておいた方が良さそうです。

電子タバコは馴染みの深い近隣諸国でもかなり厳しい規制がかかっているようです。台湾、シンガポール、タイは持ち込むこと自体が認められていません。また、中国も気をつけた方がいいという情報が多く見られます。

(中国はモバイルバッテリーなど、電子製品のチェックが厳しいため、しつこく質問されたという人の情報が複数ありました)

 

加熱式タバコ(iQOSなど)は世界的に認知されていないため、国や検査官によって対応が異なるという話も聞きますが、基本的には電子タバコと同様と考えた方が良さそうです。

特にタイは場合によっては懲役刑となる可能性もあるため、甘く見ない方が良さそうです。タイの場合、南国の親日国だからという安心感で、とかく気が緩みやすいですが、現在一時的に軍事政権下にあるのも事実なので、上層部からの通達一つで本当に刑務所行きというリスクもあります。

シンガポールですが、この国の罰金の高さは有名なので基礎知識をお持ちの方は特段驚くほどのことはありませんが、所持自体が違法で、見つかると40万円くらいの罰金となるようです。入国審査がスムーズで笑顔で迎えてくれるからと舐めてかかったらいけません。今もって鞭打ちの刑があるくらい違法行為については厳しい国ですから。

 

少々厄介なのがマレーシア。当初は電子タバコ天国と言われていたようですが、イスラム教における禁忌品ということで、一部の州で禁止されたようです。こういった宗教上の理由に禁止が正当化されると、いずれ隣国インドネシアにも波及する可能性がありますね。この電子タバコの法規制は曖昧な部分も多く、動向には十分注意しておくことをおすすめします。

 

以下ににいくつかの記事をリンクしておきますので、参考にしていただけたらと思います。

<msnニュース>

注意!加熱式たばこを吸うと捕まる国がある 違反した場合は最高で10年の懲役に

 

<外務省渡航情報「安全ホームページ」(タイ)

海外安全ホームページ: 安全対策基礎データ

日本政府の重要な公式情報なので、以下該当箇所を抜粋します。

 

8 タイ物品税局では,免税たばこ(納税シールのないたばこ)の不法持ち込み・所持で当局により摘発された者に対し高額な罰金を科しています
外国からタイに持ち込む際の免税範囲は,紙巻きたばこであれば200本(1カートン),葉巻等であれば250gまで,また酒類については一人につき1本1リットルまでとされています。免税範囲を超えた量のたばこや酒類をタイ国内に持ち込もうとした場合,税関検査で摘発されると高額な罰金を科せられるほか,物品も全て没収されますので十分注意してください。
団体旅行等で,一人が他の人の分も合わせてまとめて持っていた場合も,免税範囲を超えたとして,没収及び罰金の対象となります。
なお,摘発を不服として罰金支払を拒否した場合や罰金が支払えない場合には裁判となりますが,その間,身柄を拘束されることもあります。なお,電子たばこ(加熱式たばこを含む)は持ち込み禁止です。違反した場合,最高で10年の懲役又は50万バーツの罰金ないしその両方が科されます。
こうした検査・摘発はタイ当局の主権・判断に係わる事項ですので,在外公館(在タイ日本国大使館等)が当該人に代わって刑罰の免除や軽減を交渉したり,判断に異議を唱えたりすることはできません。

 

海外では最終的に自分の身は自分で守る必要があります。知らなかったで許してもらえないこともあります。海外では注意しすぎるくらいがちょうど良いのではないかと思います。

 

 

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