バリ島の宿
【2019.06.06更新】※初回投稿2018.05.05
バリ島は世界的な観光地でもあり、超高級ホテルから安価な民宿(ロスメン、ホームステイとも言います)、ドミトリー(相部屋)まで揃っています。
価格的には1泊500円くらいから数十万円までよりどりみどり。バリ島の宿の特筆すべき点は、たとえ安価な宿であっても一定の清潔さが保たれていることです。もし個人旅行で自分自身で宿を選ぶとしたら、どの宿にするか悩むことは必至だと思います。
また、宿泊するエリアによっても全く違った顔がありますので、宿泊エリアにも悩むことでしょう。スケジュールが許すのであれば、海と山の2つの顔を楽しむことをお勧めしたいですね。以下、主なエリアを紹介しておきますね。
以前バリ島にはドミトリー(個室ではなく相部屋2段ベッド)はなかったのですが、宿泊料金の高騰により最近はクタ地区やウブドなどにできているようです。
<ビーチエリア>
ヌサドゥア地区
⇨ 外国人観光客専用エリアで、基本的に高級ホテルが中心となります。ヌアドゥアは基本的に現地の人が入ることができないため、最も治安が良いエリアと言われています。一方、観光客専用エリアなので、本当のバリ島の生活に触れることが難しいこと、物価が観光客向けで、ややお高めの設定になっています。
クタ・レギャン地区
⇨ バリ島最大の繁華街です。以前はクタ地区とレギャン地区は別のエリアでしたが、バリ島の発展に伴い開発が進み、現在ではほとんど1つのエリアになっています。特にクタエリアはサーファーが開拓したエリアと言われており、各国のレストランやショップが並び、無国籍化が進んでいます。安くて美味しいレストランやワルン(地元の食堂)も多く、スーパーやコンビニもたくさんあるので街歩きには最適だと思います。。バリ島の中では比較的治安が良くないと言われていますが、常識的な行動をしていれば大きな問題はないと思います。一部のクラブ系のお店にはマナーの良くない白人系(オージー)がいるので注意したほうがいいかも。女性はジゴロに注意しましょう。慣れないうちは極端に安い宿は避けたほうが無難かもしれません。
スミニャック・チャングー地区
⇨ クタ・レギャン地区のさらに西側の地区です。クタ・レギャン地区の開発が進み、空きスペースがなくなったことで現在開発が進んでいます。スミニャックは新しいレストランやホテルが多いため、人気が定着しています。最近はさらに西側にあるチャングー地区にも注目が集まっているようです。チャングーは新しいお店が次々とできていますが、おしゃれなお店が多いと評判です。ビジネスライクなクタエリアと違って、人の温かみもまだまだ残っているように感じます。
ジンバラン地区
⇨ 元々は小さな漁村だったようですが、最近はビーチでのシーフードバーベキューで有名なエリアです。アヤナリゾートやフォーシーズンズなどの高級ヴィラやインターコンチネンタルなどの有名ホテルのほか中級、エコノミーホテルが揃っています。
サヌール地区
⇨ バリ島の中でも初期にリゾートエリアとして開発されました。ビーチ沿いに歴史のあるホテルが並んでいます。美味しいレストランもあります。落ち着いたエリアと言えます。バリ島はヒンズー教のためカースト制がありますが、この地区の人はプラクマ(僧=最上位階級)の人が多く、治安も比較的良いと言われています。
<高原エリア>
ウブド地区
⇨ バリ芸能が日々催され、たくさんの美術館があるウブド。日本で言えば軽井沢のような高原リゾート。街歩きがとても楽しいエリアです。最近はウブド市街地だけでなく、周辺のエリアにも素晴らしい宿ができています。超高級ヴィラからロスメン(民宿)、最近はドミトリーまでできているようです。日本人長期滞在者が多いことでも有名です。
シドメン地区
⇨ ウブドの近代化に伴って、昔のウブドを懐かしむ人たちに人気となっているエリアです。ひと昔前の古き良きバリ島を楽しみたい人にはおすすめしたい場所。ただし、公共のアクセスがないので、足の確保も考えておいたほうがいいでしょう。有名な占い師の松原亜希子さんもここに住んでいます。
◼️ホテル予約サイトについて
ここ数年で宿の予約方法もすっかり変わりました。テレビではたくさんのインターネット予約サイトのCMが流れていますね。各社ともそれぞれ知恵を絞って魅力あるサイトを作っていますが、今回はその中で私が実際にバリ島の宿を予約する際によく使っている比較サイトをご紹介したいと思います。
まずはBooking.comです。各社それぞれが得意エリアを持っていると思うのですが、グループ会社のAgodaとも情報共有しており、バリ島においてはロスメンなどの安宿にもかなり強いことと、地図による絞り込み検索が個人的に使いやすくて気に入っているからです。(地図を拡大すると空から槍が降って来るように、たくさんのホテルが追加で表示されてくるのが何とも好きです。)
この機能は泊まりたいエリアや人気エリアを指定することができ、その上で価格や口コミ評価などで絞り込んでいくことができます。細かいロケーションが決め打ちできるのが使いやすいと思います。
上の写真は私のある時期の宿泊管理画面です。予約履歴の中からお気に入りの宿リストを作れます。見やすくて便利です。
また、同じBooking.comのグループ会社のagodaですが、独自性を保っており、Booking.com以上に条件が良い場合もあります。私の知っている複数のバリ島の長期滞在者はagodaをメインでチェックしていることが多いみたいです。彼tらから宿の情報を聞くと真っ先に出てくるのはagodaですね。バリ島のホテルでキャンペーンを積極的にやっていることが大きいと思います。
また、Hotels.comもよく使います。特定の宿において、とても安い価格が出ることがあるので、併せてチェックしてみるのもいいと思います。また10泊ごとにそれまで利用した料金の平均料金の宿を1泊無料で予約できるので、頻繁に利用する方にはお得です。
TripAdvisorは宿泊情報だけでなく、いろんな口コミがあります。またTripAdvisor以外からの利用者の投稿も受け付けているので、小さなレストランやスポットなども豊富。慣れない土地での食事処の調査にはかかせません。旅行先が決まったら、まずTripAdvisorは見ておいて損はないと思います。
ただし個人的な印象ですが、ホテル予約については最安値ではなく、特定の業者に誘導する傾向があるようにも思いますので、他の比較サイトも併せておくことをおすすめします。
https://www.tripadvisor.jp/Home-g294226
テレビCMで話題のトリバゴ。現在急成長中。エクスペディアグループでありながら、こちらも独自のマーケティングを展開しています。各予約サイトは得意不得意が必ずあります。トリバゴのようなメタサーチ系は予約において価格的に大きな失敗をしないので、一度はチェックしておくことをおすすめします。
旅好きには鉄板の旅行ガイドです。情報量が多いのが特徴。サイズが小さいので常に携帯できるのがいいです。私も毎年購入しています。新版の予定は下記の出版社サイトから確認できます。
地球の歩き方ガイドブック 最新刊と次回改訂予定 | 地球の歩き方
D26 地球の歩き方 バリ島 2019~2020 [ 地球の歩き方編集室 ] 価格:1,836円 |
こちらも私が毎年購入しているものでムック本になります。レギュラーサイズのほかにmini版もあります。視力のいい人はこちらもありですね。
私がこの本を気に入っている理由は2つです。
1つ目はiPhoneとAndroidに対応している無料のスマホアプリが付いている。」こと。
2つ目は最高品質の地図メーカーである昭文社であることで、独自の見やすい地図がついていること。
尚、こちらも毎年更新されているので、必ず発行日を見て最新版を入手してくださいね。
レギュラーサイズ
価格:1,080円 |
miniサイズ
価格:1,080円 |