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バリ島内の交通事情(2)市内の移動は配車アプリよりMy Blue Birdアプリ

【2019.06.03一部情報修正しました】

ブルーバードタクシーのMy Blue Birdアプリが便利、料金の目安も事前にわかる

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バリ島では配車アプリよりMy Blue Birdアプリがおすすめ

最近は世界的にUberやGrabといった配車アプリの勢いが目立ちますが、ことインドネシアに限ってはブルーバードタクシーは今も成長しています。元々は創業者が日本のタクシーにいたく感動し、現在のブルーバードのシステムを構築したと言われていますが、インドネシア国内に置いて絶対的王者となった現在、配車アプリUberとブルーバードの一騎打ちの流れが明確になってきたところでした。が、4月よりマレーシアのグラブ社にインドネシアでの事業を譲渡してしまったようです。やはりインドネシアの地域性と絶対王者のブルーバードの前では米国流運営は厳しかったのでしょうか。この事業譲渡を仕掛けたのが孫さんらしいのですが、着眼点の凄さはさすがですね。

ところでUberやグラブを仮想敵として、ブルーバードが着々とサービス改善に手をつけてきたのがMy Blue Birdというスマホアプリです。このアプリのすごいところは配車アプリの利便性をそのまんま持ち合わせているんですね。

上の写真はMy Blue Birdで予約したタクシーにクタのレギャン通りから乗り込み、空港に向かっている時のスクリーンショットなのですが、ここで会社が想定した経路と実際に運転している場所がはっきりとずれていることがわかると思います。

実はこのルート、確かに会社の想定しているルートとは異なるのですが、混雑状況によってどちらのルートがいいとも言えないのです。そして、実際の走行経路はリアルタイムでタクシー会社に報告されているので、インチキはできない仕組みになっています。

ちなみにこの運転手さん、5段階評価で4.5ですので、優良ドライバーだということが乗り込む前にわかっていました。

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目的地に到着後、上記のようなメールが飛んできます。つまりは5kmの距離を18分で移動し、正規の請求料金は34,950Rp.で、お支払いは現金ですね?という内容なんです。

さらにスクリーンショットに収めませんでしたが、チップのアンケートもあるんですね。あげなかった、5000Rp.あげた、それ以上あげたのいずれかを回答、そしてドライバーの満足度を5段階評価する項目がありました。

もちろん、アンケートは任意なのですが、ブルーバードがチップの目安を5000Rp.としているところが面白いですね。日本円にして40円、500mlのペットボトル分くらいですね。もちろん、チップは原則不要なのですが、端数はチップとして運転手にあげるという古くからの習慣があるようですので、本来はこのあたりが適正なチップなのかもしれないですね。

私は感謝の気持ちを込めてもう少し多めにあげています。

ちなみにバリ島は昔からの白タク文化であるため、Uberやグラブを目の敵にする人も多いので、My Blue Birdは利便性や料金面からも最強のタクシーアプリではないかと思っています。

尚、このアプリにはSNSによる認証(iPhoneの場合は「メッセージ」に4桁の数字が飛んできます)があるので、念のため出国前に日本国内で設定しておくことをおすすめします。キャリア系ローミングを使うのであれば現地でも大丈夫かとは思いますが。

P.S

この料金を知ってしまうと、空港タクシーの料金がいかに高いかがわかりますよね。

 

<バリ島のタクシーの注意点>

バリ島には地元特有の大人の事情があります。日本人はブルーバードタクシーが大好きですが、例えば空港からブルーバードタクシーに乗ることができません。

このことはガイドブックにも書かれているのでご存知の方も多いと思いますが、観光スポットの多くはブルーバードタクシーに乗り込むことができないのです。

もっとも有名なのがウブドでしょう。それ以外にもタナロット、チャングー、ヌアドゥア、ジンバランの一部などがブルーバード乗車禁止エリアとなっているようですね。

これらのエリアは基本的にブルーバードタクシーで乗り入れてもいいのですが、帰りはローカルタクシーかトランスポートサービスを使わなくてはいけません。

安心を求めてカーチャーターを使うか、地元のトランスポートサービス を使うことになります。

私の場合は少し観光エリアを外してブルーバードアプリを使うか、ツーリスト用バスで脱出することが多いです。

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