台湾の「ノービザの条件」と「常客証」
https://niaspeedy.immigration.gov.tw/nia_freq
台湾は日本人観光客に対し特別な待遇を与えてくれています。
大きく分けると2つあります。
1つは「入国時のパスポート残存期間」です。
台湾は基本的にパスポートの残存期間が6ヶ月以上としていますが、日本と米国だけが
滞在日数以上の残存期間があると入国が許可されます。また、観光目的のノービザ入国は90日間と最長の滞在許可をしています。
2つ目は「常客証」の発行です。これは1年に3回以上訪台するともらえるもので、台湾入国時のパスポートコントロール(入国審査場)で特別レーンを使っていいよという許可証になります。使える空港は松山、桃園、台中、高雄などです。
通常一番右端に「外交・機内乗務員」の最優先レーンがあり、その隣が「Speedy immigration」レーンがあります。本来は多頻度訪問の商用などに使われるものなのですが、観光であっても使うことができますのでとても便利です。
<↑本来は商務人用なのですが・・・>
<↑こんな感じで観光目的で許可されました!>
台湾で最も大きい桃園空港では、中国人観光客と重なってしまうと入国に1時間くらい待たされることがありますが、このレーンを使うとほとんど待たずに入国ができます。ビザランが大きな問題となっている中で、かなりの太っ腹と言えると思います。」
それ以外にも日本人は暗黙の了解なのか、税関もほとんどノーチェックです。
ただし、中国人観光客の列に紛れ込まないように注意してくださいね(笑)。
私は一度飛行機から降りてからトイレで着替えをしていて、税関で後から来た中国人観光客の列に紛れ込んでしまいました。その時はなぜか普段検査されない入国時のX線検査をさせられ、横柄な態度でパスポートの提示を求められました。
で、日本のパスポートを見せた途端、X線の検査機に流していた荷物を取り上げて、「ジャパニーズOK」と検査スタッフに言ったかと思うと、いきなり検査取りやめとなりました。おいおい、わざわざ検査を中止しなくてもと一瞬唖然としましたが、間違いなく日本人に対して特別な対応をしていることがわかりました。
尚、日本人用ということではありませんが、台湾は入国カード(アライバルカードとも言う)を事前にWEBでオンライン申請できます。あらかじめ申請しておけば、Speedy immigrationでパスポートと出国用eチケットの控えの提示をすれば、あとは顔認証と指紋認証で数十秒で入国が許可されます。
<オンラインアライバルカード申請>
https://oa1.immigration.gov.tw/nia_acard/acardAddAction.action
<常客証の申請>※過去12ヶ月の間に3回以上の訪台が条件です。
https://niaspeedy.immigration.gov.tw/nia_freq
▪️常客証のオンライン申請の記入方法▪️
このように記入していきます。特に迷う部分はIdentity Card NumberとVisa-Typeとの記入欄かと思います。
Identity Card Numberは免許証やマイナンバーを記入、Visa-Typeはビザを持っていなければVisa-Exemptを選べばいいと思います。
次のAnother Passportの項目はここ1年でパスポートの更新をしたかどうかを聞いていますので、更新していなければ上のラジオボタンを、更新して入れば下のラジオボタンを選んだ後に、古いパスポート番号を入れます。
あとは過去3回の台湾入国日の記入が必須なので、調べておいてください。
Permit関連3項目は記入不要です。
Purpose of Visitは入国目的ですので、観光目的であればSightseeingでいいです。
Adress inTaiwanはホテル名だけで大丈夫ですので、よく宿泊するホテルを記入してください。
最後のVerity Codeは記入欄の右に表示される4桁のコードを記入してください。
これでpdfファイルをダウンロードして印刷すれば完了です。
1度申請すると期間中再申請ができないので、入力項目は再確認してから申請してくださいね。
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