ユナイテッド航空のマイレージの主な特徴
ユナイテッド航空のマイレージプログラムは「マイレージプラス」と言います。最近顧客対応の問題で何かと話題のユナイテッド航空ですが、マイレージにおいてはとてもきめ細やかな対応をしています。また、あえて抜け道を持たせることによって、ゲーム性を持たせています。大雑把ですがこのプログラムの特徴は次のようなものです。
<マイレージプラスが優れている点>
▪️有効期限は18ヶ月間。ただし期間中に1ポイントでも加算、減算があれば、有効期限は18ヶ月間自動延長される。マイレージプラスのクレジットカードを作れば事実上有効期限は無期限になる。
▪️世界最大の航空連合「スターアライアンス」に加盟しているので、いろいろな特典航空券が発券できる。また、国内航空券においてもANAの航空券が取りやすい。
▪️1マイルあたりの価値が低いと言われる米系航空会社において、比較的マイルの価値が高い。
▪️特典航空券には基本的に燃油サーチャージはかからない。空港使用料や出国税などのみなので、諸費用がとても安い。
▪️特典航空券の必要マイル数はゾーン制(東アジア〜オセアニアなど)で決まるので、エリアによっては驚くような少ないマイルで発券できたり、迂回経路をとっても最短経路でのカウントとなるため、お得な特典航空券を作れることもある。(ルール変更により、現在は航空会社が指定したプランのみとなっている)。
▪️米系航空会社の中ではマイラー(マイレージプログラムのヘビーユーザー)に配慮している。例えば同じ米系のデルタ航空のスカイマイルが、突然のルール変更(特に改悪)を、猶予期間なく即日適用するのに対し、マイレージプラスの場合、通常は数ヶ月の告知期間をおき、その間の特典航空券が取りやすいように、特典座席数を増やすなどの配慮をすることが多い。
▪️バイマイル(マイルの購入)が可能。特典航空券を撮る際にマイル数が足りない場合などに重宝する。
▪️特典航空券の搭乗者は親族でなくとも構わない。そのため友人などとの旅行が可能。
▪️たくさんの乗り継ぎをするメニューも出てくるので、飛行機に乗るのが目的の人にはかなりおいしい。
<マイレージプラスの弱点>
▪️他の航空会社の便を利用する場合、事前に決められるのは窓側、通路側の選択のみ。
(比較的前側の良い席が割り当てられることが多いのでそれほど心配しなくて良い)
▪️海外の航空会社なので、航空券以外のアライアンスメニューは少ない。
▪️最近の特典航空券はなぜか中国系航空会社が多く表示される。
▪️キャンペーンなどの通知が英語で案内される。
次回から、具体的にユナイテッド航空のマイレージプラスでの面白いチケットの取り方をご紹介したいと思います。
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