最小5,000マイルで旅行 する。
ユナイテッド航空(以下UA)のマイレージプラスで発券されるのは国際航空券です。そのためANAのように細かいルールを作れないこともあって、ANAでは発券できるのに、UAのWebからでは発券できない区間(例えば羽田〜帯広など)があったり、逆にANAでは発券できない区間(例えば羽田〜静岡)が簡単に発券できます。
目的地には直行便しか使いたくない人にはあまりおすすめませんが、「やっとのことで5,000マイル溜まったのだから、なんとかこれで旅行できないか」と思っている人や、「せっかくの特典旅行だから数多くの飛行機に乗りたい」「5,000マイルしかないけど、どうしても沖縄の空気を吸いに行きたい」という人への裏技のご紹介をします。
▪️夏だから北海道の札幌と函館に行きたい(首都圏発)
上記のキャプチャー写真が実際のチケットなのですが、首都圏の場合、静岡空港を使うことで達成できます。静岡空港は札幌(新千歳)と那覇しかANA便がありませんので、静岡行きのチケットは札幌か那覇を経由することになります。
(実際には静岡〜東京の片道は自腹になりますが、高速バスで3000円くらいなのでご容赦ください。)
今回は静岡〜札幌〜函館〜羽田のルートになります。
静岡 16:20発 新千歳 18:00着(札幌泊)
札幌 10:50発 函館 11:25着
函館 19:35発 羽田 21:00着
これで必要マイル5,000マイル、諸費用0円となります。
もちろん、反対方向のルート羽田〜札幌〜静岡などもできます。
▪️夏だからやっぱり沖縄に行きたい(首都圏発)
羽田〜沖縄路線は片道8,000マイル必要です。が、多少のスケジュールの窮屈さを我慢すれば、同様に5,000マイルで那覇に行くことができます。
なぜかこんなことになるかというと、UAとしてはあくまでも羽田〜静岡に行くための乗り継ぎルートということで、ここで「ゾーン制」の考えかたが、ユーザーメリットとして生きてきます。(海外発券でも同様なことが起こります)
例えば上記のチケットではこのようなスケジュールになります。
羽田 13:30発 福岡 15:25着
那覇 13:30発 静岡 15:30着
福岡市内で博多ラーメンを食べ、那覇で夜はライブを聞き、翌日午前中に国際通りを歩くくらいの時間的余裕があると思います。
上記は9月8日(土)のスケジュールですが、これが閑散期になると時々驚くような経路が出てきます。昨年2017年12月には羽田〜宮古島〜那覇〜静岡などもありましたよ。
私は松山(道後温泉)に行く時も、羽田〜松山〜那覇〜静岡というルートをよく使います。
▪️関西、中部でも同様な方法が可能
関西や中部発でもこの方法は応用できますので、ぜひ検索してみてください。
名古屋 → 静岡、大阪など
大阪 → 名古屋、岡山など(ただし、伊丹、関空、神戸は同一空港扱いのため、不可)
ちなみにデルタ航空スカイマイルは他社の航空券を送ると、1区間あたり500マイルをもらえる「ニッポン500マイルキャンペーン」で1,500マイルを貯めることができます。
こちらは特典航空券でもOKです。「その他の期間限定キャンペーン〜」を参照してくださいね。
<スポンサーリンク>