ゾーン制ルールを生かし、あえて経由便のビジネスクラスを使う
前回もお話しいたしましたが、 ユナイテッド航空(以下UA)のマイレージプラスは基本的に必要マイル数はゾーン制になっています。
そのため実際の飛行距離ではなく、出発地と目的地の関係で必要なマイル数が決まります。
ビジネスクラスはエコノミークラスと違って、圧倒的に広い空間と美味しい食事が提供されることもあって、飛行機に乗っていること自体が楽しい(ただし人による)ので、時間が許せば、あえて経由便を使ってみるのも楽しいと思います。
私が一昨年までよく利用したのがバリ島までの特典航空券を、成田→シンガポール→バンコク→バリ島という経路で発券していました。
直近ではこの経路のチケットがなかなか出てきませんが、成田(羽田)→バンコク→シンガポール→バリ島という経路は簡単に出てきます。
上記はその一例ですが、バンコクとシンガポールに1泊づつするパターンです。日程によってはさらに現地滞在時間を増やせる場合があります。ビジネスクラスに3回乗って45,000マイルになります。この他にも東京→バンコク→台北→バリ島というような経路も可能です。
せっかくのビジネスクラスを楽しむために、私は以下の基準で選ぶことが多いです。
▪️日本発の路線はなるべく長距離路線にする。具体的にはバンコクやシンガポールなどがおすすめ。(長距離用の機材と短距離用の機材ではシートが全く違う。せっかくならフルフラットシートがいいですよ。)
機材はB787、A380、B777-300ER、A350-900など。
▪️基本的にはANA、タイ航空、シンガポール航空、エバー航空の新型機材を狙う。
▪️ナローボディ機(通路が1列)はなるべく避け、ワイドボディ機を選ぶ。(ナローボディ機はチープ感がある。)
▪️中国経由便は使わない。(セキュリティチェック、サービスなどが劣る)
▪️早朝便はなるべく避ける。(体力面と公共交通機関が使えない不便さがある)
▪️バリ島への深夜着便はなるべく避ける。
▪️ビジネスクラスはラウンジが使える。ラウンジについても調べてみよう。
好みは人それぞれとは思いますが、私の経験上ビジネスクラスに乗るときは期待が膨らむだけに、当たり外れの差が大きいように思います。
理由の一つとして、昨今はファーストクラスが廃止する路線が増えています。そのため新しい機材のビジネスクラスはファーストクラスに乗っていた顧客もビジネスクラスで吸収しなくてはいけないため、以前に比べ快適性が大幅にアップグレードされています。
せっかくのビジネスクラスを満喫するためにも、楽しみながらいろいろな特徴を調べ、旅程を組んでみることをお勧めします。
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