旅をしようよ

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バリ島のパッケージツアー 〜初バリの時におすすめ〜

初めてのバリ島旅行はパッケージツアーが便利

 【2019.06.16最終更新】※初回投稿2018.05.04

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写真:見違えるように綺麗になったデンパサール空港。でも入国審査は相変わらず遅い

 

 ◼️パッケージツアーのメリット

バリ島は初めてという人はツアー旅行が便利です。特にカップルやファミリーでの旅行はパッケージツアーをおすすめしたいと思います。

理由はいくつかありますが、私の経験から以下のように考えています。

・ホテルの送迎が付いていること

・島全体の概要や現地での注意点をアドバイスしてくれること

・ツアーによっては簡単な見所を案内してくれること

・オプショナルツアーが気軽に申し込めること

・日本語が話せてトラブル時の対応をしてくれること

・万が一キャンセルをしなくてはならない時、パッケージツアーをキャンセルするだけで済む。(キャンセル料金は明確で、キャンセル漏れもない。)

 

デンパサール空港のタクシーは明らかなモグリの白タクや、悪名高き勝手にポーターがいて金銭的なトラブルが多く、入国早々嫌な思いをすることがあります。

ひどいのになると良心的なことで有名なブルーバードタクシーの制服を着て、偽の証明書まで持って勧誘してくるドライバーまでいます。

 

実際私が経験したことですが、一昨年ブルーバードタクシーの制服を着て声をかけて着たドライバーは空港〜スミニャック間450,000Rp.という超ボッタクリ価格でした。

(高すぎると悪評の空港タクシーの定額料金が200,000円、空港外で本物のブルーバードタクシーを捕まえるとだいたい75,000Rp.くらいです。)

 

長時間のフライトの後、パスポートコントロール(入国審査)で長い行列に並んで文字通りクタクタになっていることを考えると、ツアーの現地送迎(特に迎車)はとても助かります。

 

また、アグン山の噴火なども時々発生しています。(最新情報では2019年5月31日)

この噴火は直接身体に危険ということではないのですが、噴煙による航空便などの急な欠航や大幅なスケジュール変更が発生するリスクがあります。

<参考AFPニュース)

動画:バリ島アグン山がまた噴火、噴煙が上空2000mに到達 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

このような事態になってしまった場合、代替航空券の手配だけではなく、状況によってはホテルの手配も必要となりますが、ツアーは旅行会社の主催旅行になるため、現地旅行会社が色々考えてくれますので、万が一の場合でも空港のベンチで1泊ということは避けられると思います。安心という付加価値のついたパッケージツアーは、旅行代理店の本来の存在価値なのかもしれません。

 

◼️パッケージツアー会社(旅行会社)

バリ島においてはJTB、ジャルパック、日本旅行といった従来からの大手旅行会社は間違いないところですが、現地に行くとH.I.Sが集客やサポート力においても目を引きます。実際にH.I.Sの日本からの送客数は凄く、JTBを抑えて1位だそうです。

 

私の知る限りでは、1990年代半ば頃まで、JTBなどの大手旅行会社はバリ島での食事などの衛生面やウエディングニーズなどを考えて、高級ホテルを中心にパッケージを組んでいました。(私も初バリはJTBのツアーでお世話になりました。)

尚、別のページでも触れましたが、現地プラマ社と並ぶブランドに成長しつつあるKURA-KURA BUSはJTBの関連会社です。

<ご参考>

バリ島内の交通事情(3)市内やウブドへ移動にはツーリスト用シャトルバスが安い - 旅をしようよ

 

それに対してH.I.Sは得意の格安航空券を生かしてサーファーや学生などをターゲットにした格安ツアーを、ひとつの目玉商品として積極的に組んでいたように記憶しています。(通常のスタンダードプランが4泊6日でほぼ固定されていたのに対して、7泊9日や、30泊のツアーとか、かなりトリッキーなツアーもあった時代でした)

その頃H.I.Sが格安ツアーで使ったホテルが、格安ツアーのスタンダードクラスとして今も残っています。

また、H.I.Sはその後もバリ島での積極的な展開を行い、現在はクタ、スミニャックウブドなどに店舗を構えているほか、高級リゾートのアヤナにも拠点を持つようになりました。現地で急にオプショナルツアーに行きたくなった時など、安心して申し込めますね。

 

以上のことからも、初めてバリ島に行く場合は、パッケージツアーを利用するの選択肢のひとつなのではないかと思います。

 

◼️ツアーを選ぶ際のエリア情報

バリ島はハワイなどに比べて宿泊エリアが分散しているのが特徴です。

以前は一部の超高級リゾートを除けば、日本人向けの定番エリアがありました。観光客向けに開発されたヌサドゥア地区、多少騒がしいけれどバリ島のローカル感を味わえるクタ地区(レギャン、スミニャックなどを含む)、高原エリアの芸能の街であるウブド地区など、ある程度パターン化されていました。

しかし、最近は各地に高級ホテルや注目すべきスポットも増えてきましたので、最近の動向をお伝えしたいと思います。

 

<ジンバラン地区>

新婚や大人のカップルには「アヤナリゾート&スパ」が人気のようです。

プライベート感たっぷりのホテルで、たくさんのプールとスパが人気です。よりプライベーット感を味わいたいなら隣接のヴィラ、「ザ ヴィラズ アット アヤナ リゾート
(The Villas at AYANA Resort)」がおすすめです。私の元同僚もハネムーン旅行でアヤナのヴィラに泊まりましたが、大変満足していましたよ。

近所にNew Kuta Golfというゴルフ場も近いので、ゴルフ好きの方にもいいかもしれません。

もちろん大型ホテルのインターコンチネンタルや、ラグジュアリーホテルの草分けフォーシーズンズも健在です。

<チャングー地区>

今最も注目されているエリアです。スミニャック、クロボカンもかなり開発が進んだため、より奥地のチャングーに注目が集まっているようです。

以前はサーファーが集まるエリアだったようですが、近年は観光スポットして注目されています。

ここのエリアの特徴は、昔ながらのバリ島の雰囲気」を残しつつ、新たにオープンするお店はハイセンスなお店が多いというところかと思います。まだまだ開発途中のエリアですが、現在バリ島で最も注目されているエリアです。

ホテルでは「テアナ エコヴィラ&スパ」「ザ ヘブン スイーツ バリ ベラワ」などの高級ホテルのほか、「アストン チャングー ビーチリゾート」などのリーズナブルなチェーンホテル、B&Bからドミトリーまで、リーズナブルなホテルが揃っています。

クタなどに比べて安価で清潔な宿が多いので、スタンダードクラスの部屋でもある程度の快適さが期待できると思います。

ウブド地区>

近年「リッツカールトン」や「星のやバリ」などが日本人に憧れのホテルチェーンがオープンして、高級ホテルの選択肢がさらに広がりました。ハネムーン旅行などで行く方には嬉しいですね。ちょっとお高いですが。

 

◼️バリ島のベストシーズンとおすすめ時期

一般的に4月〜10月が乾期とされており、良いシーズンと言われています。ただ最近は4月でも結構雨が降ることも多いです。

航空券やホテルの跳ね上がる時期は7月中旬〜9月前半と12月中旬〜1月第1週と言われています。(当然日本のゴールデンウイークやシルバーウイークも圧倒的な売り手市場ですので、ツアー料金は上がります。)

したがって、個人的にはバリ島ツアーのおすすめの時期は5月中旬〜6月と10月頃ではないかなと思っています。この時期ならツアー料金も安価なうえ、気候にも恵まれていると思います。(天候だけは運次第ですが)

 

2月が雨期でバリ島産のフルーツが食べられるのでおすすめという話もありますが、スーパーには輸入物を含めて1年中豊富な果物があります。また、ホテルやレストランでも一年中フルーツを食べることができます。というのも東南アジアは、場所によって雨期と乾期がバラバラですので、バリ島が乾期の時でも隣国では雨期真っ盛りでフルーツの収穫期となっていたりするからです。

  

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