街の包子屋さん
高級料理も美味しいけれど、台湾に行ったらB級グルメも楽しいです。私は包子(パオズ)が大好きで、台北に行ったら必ず一度は包子を食べに出かけます。
中でも気に入っているのは忠孝復興駅のそごうデパートに隣接する「姜包子店」と「姜太太包子店」です。
「姜包子店」と「姜太太包子店」は間違えやすく、日本のガイドブックに載っているのは「姜太太包子店」。日本人にとっては「姜太太包子店」に行ったつもりが間違えて入ってしまうのが「姜包子店」です(笑)。
私も当初、姜太太包子店のつもりで通っていたのですが、実は姜包子店に足繁く通っていたのです。
ところがgoogleでググってみると、圧倒的にコメントが多いのは姜包子店の方なんですね。評価も拮抗して面白いですね。
両店の包子は同じように見えて、実はかなり違います。種類はそれほど変わらないのですが、皮もあんも違うのです。
姜太太包子店はホクホク系で水分が少なめの皮なのでアツアツが一番美味しいですが、姜包子店の包子の皮はややしっとりめ。多少冷めても美味しい系(?)です。
どちらのお店の包子も美味しいのですが、私は姜包子店の方が好みかな。
肉まんは皮に包まれた肉汁たっぷりの具がとてもおいしいです。食べ方を間違えると肉汁攻撃にあいますので(笑)、できればウエットティッシュを持って行った方がいいと思います。
この似たような名前の両店、気になって調べていくとやはりご兄弟だそうです。以前は一緒に仕事をしていたそうですが、経営方針の違いが表面化して別々に商売をするようになったそうです。
ただ、少なくとも観光客の目線からは両店の間で確執があるようには見えないし、どちらのお店も愛想も悪くないので、好きなお店に通ってはいかがでしょうか。
尚、饅頭(マンドゥ)は日本のおまんじゅうと違ってあんこが入っていません。食パンのようなものなので、おやつという感じではありませんので注意が必要です。
肉まん以外にも高菜まん、キャベツまんというのもあって、これもなかなか美味しいですよ。
包子以外に豆乳もあります。台湾人の方は包子と豆乳で朝食にする人も多いようです。台北に出かけたら、台湾人の方達と一緒になってベンチでアツアツの包子を頬張ってみてはいかがでしょうか?
尚、姜太太包子店には2階にイートインコーナーがあるので、ゆっくり食べたい方はこちらがが便利かもしれません。
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